このページでは日本に生息するカメ達を見て行きましょう
国内に生息するカメは全6種、ウミガメ科のアカ、アオ、タイマイと合わせて全9種です。
ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はブラックバス同様観賞用に輸入されたカメが帰化されたもので、川や池でカメを見たというのはほとんどアカミミガメだと思っていいでしょう。
幼体の内は甲羅が緑色で綺麗なのですが成長するにしたがって甲羅は茶褐色や黒に変わっていきます、ですので最初は可愛いと飼育していても、こんなはずじゃなかったというハメになり川に逃がしてしまうのです。
生物形態上、爬虫類の中にはワニ目・カメ目・有鱗目・喙頭目とありますが、カメ目は唯一子育てに一切関知しないと言われています、卵を産んだら産みっぱなしなんです。
毎年4月上旬春先頃になるとカメは田んぼや川から陸地に上がり産卵場所を探して出てきます、そっとしといてあげて下さい、カメ全般にいえる事ですが冬眠しないと産卵しない習性を持っています、またカメは体内に3年間卵を保持することができ産卵に適した場所でないと決して産卵はしません。
カメには曲頸亜目と潜頸亜目との2種類がおり、潜頸亜目は頭を前後させ甲羅に隠してしまうお馴染みのカメです。曲頸亜目はヒラリーカエルアタマガメのように首が長く甲羅の中に隠すことができないため、首を折りたたみ甲羅の縁に沿わせるようにして隠します。またセマルハコガメは潜頸亜目ではありますが蝶番を持っており甲羅がパカッと閉じます。
カメは英語でturtleですよね!turtle(タートル)という単語は水生種を指して使う単語です、でもカメの中にはガラパゴスゾウガメやホシガメ、アルダブラゾウガメといった陸種のものもいます、これらはtortoise(トータス)っていうんですよ!
まさに日本代表!
雄は雌の前で前肢を交互に揺らせるような求愛行動をとる。
遅延受精といって雌は一度交尾すると精子を体内に蓄えておくことができ、
交尾をしなくても2年くらいは有精卵を産むことができる。
四股の付け根の臭線から臭い匂いを出すので臭亀というのが和名の由来。ゼニガメともいう。
野生化ではザリガニ、魚類、エビ、カニ、昆虫、ミミズ、巻貝、水草などを食べる。
輸入された個体が捨てられ帰化し純日本産は全国的に減少傾向にあると思われる。
キバラガメの亜種の一つ、日本をはじめとして世界中に帰化しつつある。
幼体は肉食傾向が強いが、成体になると草食傾向の強い雑食になる。
スペングラーヤマガメの亜種だったが頭骨の違いなどから独立種となった。
山地に生息する陸生のカメ。水中には入らないが一部に水掻きがついているため泳ぐことはできる。
国の天然記念物。
背甲が丸く、腹甲に蝶番があってフタが閉まる。
森林に生息する陸生のカメ。国の天然記念物。
ニホンスッポン、シナスッポン、アジアスッポン、チュウゴクスッポンともいう。
日本では本州以南に多く分布し、甲羅の後ろを持っていても長い頸を伸ばして噛もうとする。
日光浴のために上陸するが驚くとすぐに水中に飛び込んでしまう。
夜行性のカメで昼間は泥の中に潜っている。
地域により雌の方が小さい個体もいるのでこれが亜種となる可能性がある。
現生種の中では極めて原始的なカメ。
ガメラのモデルになったカメで、子ガメでも鉛筆をへし折る強靭な顎を持つ。
カミツキガメ同様最強のカメ。
顎についている2本の突起が特徴。
大食漢でどんどん大きくなる。
このカメの甲羅はあまり堅くない。
シュノーケルのような鼻を使って呼吸する水生のカメ。
近寄ってきた魚を口を大きく開け吸い込むようにして一気に丸呑みする。
ガラパゴス諸島に生息するカメ、ガラパゴスとはスペイン語でカメという意味。
陸ガメ種最大のカメで甲長は130cmにおよぶ。
食用や油を取る為に乱獲されて絶滅の危機に陥ったが、現在はワシントン条約で保護されている。
現生種は1属1種、スッポンに似ているが、唇がないことと甲羅が厚い皮膚に覆われていないことが異なる。
四股はオールのようになっていて水中生活に適している。産卵時以外は上陸しない完全水生種。
雑食性でエビや貝などを食べるといわれるが、飼育下では草食傾向が強いようだ。
背甲、腹甲の両面に放射状の模様があることから学名、和名、英名ともホウシャガメという。
その模様から世界一美しいカメと言われている。乾燥した森林に生息。
ワシントン条約の付属書1で商取引は制限されている。
僕のペットであり、愛くるしく寝ている